緑の多い庭造りを 

 心を和らげてくれる自然の緑。
私たちは草木の色や強さにゆったりとした時間を感じることがあります。
自然がもたらす効果は心身ともに癒してくれる、とても素晴らしいものがあります。
そんな緑に囲まれた庭で、優しい時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。






 草木のアレコレ 


木々や草木には数え切れないほどの種類があり、それぞれには適切な育て方があります。
大切に育てるのはもちろんですが、実際手入れをするとなると結構大変だったり。
そこで今回は、場所や状況によっての緑たちの選び方や生かし方などをご紹介します!



シンボルツリーは好きな種類を植えるのが一番良いでしょう。
もしくは、四季感のあるものにすると一年を通して楽しめます。
例えば、ハナミズキやヤマボウシ、シマトネリコやケヤキ、カヅラ等は合っているかもしれません。
基本的に樹姿の美しい株立ちの落葉樹は、通行人や訪れた方々の目を楽しませてくれるのでピッタリかもしれませんね。


(左)★シマトネリコ★
(右)★ヤマボウシの花★

日当たりが少ない庭では日照不足が心配な方もいらっしゃると思います、実は程良い日陰は多くの植物たちにとってはなかなか快適な場所なのです。
日なたでは葉焼けを起こしてしまったり、乾燥してしまったりして育たなくなってしまうものもあるのです。
また、雑草も日なたより日陰のほうが育ちにくかったりします。
日照状況をよく踏まえた上で、木や花を選ぶと一味違った庭を造ることができるかもしれません。

・日陰に強い木
 ヤマボウシ、カクレミノ、ヤマブキ etc...

・日陰に強い草花
 フクジュソウ、ユリ、シダ類 etc...

他にもたくさんの種類があるので調べてみると面白いかもしれません。





 お手製花壇を作ろう 

『花壇を作るとその分のスペースがなくなってしまう』とお考えの方がいらっしゃるかもしれません。
それなら、十分なスペースがなくても花壇があたかもそこにあるように植物を飾ってみませんか?
例えば、コンテナ(鉢)に、葉が大きくしなやかな下草を入れ、その間から色とりどりの草花が顔をのぞかせると、植物の下には土があるような感覚で彩ることができます。
他にも、塀につる類の植物をはわせたり、高低差のある植物を植えて立体感を出したり。
なんとなく硬かったイメージを柔らかくしてくれる、魔法の技かもしれません。


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